その52
ホテル)の有名な上海ガニをご馳走してくれました。実は、私は14年ぶりに食べるのですが、そのときもこの
“太っ腹の友人A ”が、神戸からフェリーで、56時間かけて上海に着いた夜に、ご馳走してくれたのです。
当時から、高級食材として大変に有名でしたので、とにもかくにも深く感謝していただいた記憶があります。
現在は、中国のお金持ちも増大し、当然、上海ガニもその需要に連れて高騰、ニセモノも多く出回っているそう たまに食べる我々には区別がつくわけがありません。実は、西安に行く途中、上海空港で売っていたので
金額を知ったのです。甲羅の大きさが5~6cmのモノが160元、少し大き目は250元(1元約12円)でした。
さて・・。カニを注文すると、料理する前に、「このカニでよろしいですか?」と、場違いなカッコウの我々3人に 担当の男性が恭しく尋ねました。中国人化したB型九州人のAが、慣れた対応で、「これでよか」と、中国語で
あっさり皿を下げられましたが、隣のテーブルの社長風のおじさんは、モデルのような女性同席で、私の倍の
時間をかけ、足の細かい部分まで、実に嬉しそうに食べていました。反対側のお金持ち風の家族も同様です。
日頃はカニカマばかりの友人Bも、味を堪能するように、がさつな私の3倍の時間をかけ、きれいに食べました。
※写真は、上海空港で見た上海ガニ。食べた結構な大きさの上海ガニ。このレストランのブランドの紹興酒 (10年もの)であわせました。フカヒレスープ(105元と記憶)そして他の料理。透明の器はフィンガーボウル。
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