その43 上海から周荘一日観光
最近人気の江南水郷を観光する場合、手軽なのは上海体育館に隣接の観光バスセンターに行くことです。 ここから用直、西塘、烏鎮などへの一日観光のバスが出ます。中国人が大半ですが、以前、青島に行って
観光名所の労山の一日観光に参加した時、ミニバス10名で、全員中国人の中に10歳の女の子が英語を
話せて、問題もなく楽しかった思い出もあるので、今回も心配ナシです。まして完全な自由行動なのです。
一番有名な周荘に決めたのですが、8時半出発で現地は16時出発なので、そんなに長い時間退屈しないか という点だけが気がかりでしたが、このコースしかないそうです。総合案内の女性は英語を話せました。周荘自
体の入場券は100元ですから、交通費込150元ならお得です。快適なバスで約20名の中国人ばかりでした。
10時には到着しましたが、周荘自体は狭いので、2時間もあれば観光は十分です。水路が張り巡らされ、船 に観光客を乗せて進みます。福岡県の柳川や、イタリアのベネチアを連想しました。船頭さんが歌ってくれる
ようで、女性の船頭さんの声が、若々しく何とも良いのです。ベネチア同様に船に乗らず、橋から聞きました。
しかし、6時間は大変長過ぎました。今回は、きさくな私?にしては、めずらしく、同じバスの人と全く話をせず、 観光客の英国人夫婦や、アメリカ系韓国人という男性と長く会話をしたり、少し、離れた場所をブラブラして、
地元の井戸端会議のご婦人たちと筆談をしたりで、なんだかんだで大変に楽しかったのですが・・。
周荘の観光地の隣にバブルで失敗したリゾート地のようなひと気のない広い区域があり、わびしく感じました。
このバスは、帰路は同里を経由するので、何人かは、周荘から自分で同里に移動して観光し、同里から、 16時半にバスに乗り込んでいました。これも良い方法だと思いました。
今回の “自助一日遊”は、自由で良かったですが、せっかちなわたしには長すぎる時間でした。
※写真は美しい形の橋 ・女性の船頭さんの声が良いのです ・南湖の全福長橋から ・ 路地の両脇の店 ・2~30軒はある名物 万三蹄(ばんさんてい)の店・・・買っている人を全く見ず、食べませんでした |