今年登ったいくつかの富士山

その128
 
全国に○○富士と呼ばれる山は、北は、北海道利尻島利尻富士と呼ばれる利尻岳(1721m)から、南は、
 
鹿児島の薩摩富士と呼ばれる開聞岳(924m)まで、数十くらいは地元の方が故郷自慢のような○○富士が
 
あるそうで、それを見られる土地には、富士見坂や富士見町などの名前がついた場所もあります。
 
今年は1月に見事な円錐形の開聞岳、そして豊後富士の大分県由布岳伯耆富士鳥取県大山(だいせん
 
に登り、9月には御殿場口(1440m)から富士山に登りました。富士山は登った達成感は、日本一の高さに
 
立っているわけですから、かけがえのないものですが、登る途中や山頂からの景色はそうでもありません。
 
そして、登山口から見る山の形も、美しい円錐形ではないので、離れた場所から眺めたほうが美しいのです。
 
また夏の期間は雪がなく、溶けるまでの頂(いただき)に雪のある状態こそ、最も美しい状態だと思います。
 
 
海外では、ニュージランドのタナラキ山(2518m)が、富士山に似ていると有名ですが、同じ北島のトンガリ
 
国立公園内のナウルホエ山(2291m)も、綺麗な円錐形で、散策をしながら、見事な美しさだと感心しました。
 
円錐形の山を見ていると、「その造形美を感じて、何となくいい気分になるのかな・・」 と、考えてしまいます。
 
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開聞岳。海のすぐ横で、比較的登りやすく、山頂からの眺めは誠に結構です。
 
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御殿場口から朝日に染まる富士山。近すぎて山頂が近く感じますが、ここから2300mを登るのです。

 
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このような雪のある富士山がいいですね。富士吉田市から5月の富士山。
 
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ニュージーランドの美しいナウルホエ山を眺めながらの散策(トンガリロ国立公園 ファカパパ・ヴィレッジ)。