木槿(ムクゲ)と芙蓉(フヨウ)の違い

その699

同僚の女性に何度も蓮の花と、睡蓮の違いを説明しますが、まだ区別できません。

どう見ても違うのに・・と舌打ちしたい気持ちですが、興味のない人にはどうでもいい話なのでしょう。

別の同僚女性(60代半ば)も、取り違えていたのですが、面倒で聞こえないふりをしました。いやな性格です。

とはいえ、私も山茶花と椿を区別できずに、このブログでも間違えていました。

先日も知人に鹿児島旅行の写真を見せながら、木槿の花を芙蓉の花と説明して、「違ったかな・・」 と、

思いながらも、相手の無関心にかこつけて、話題を変えてしまうお粗末さです。


木槿も芙蓉も今の時期に咲いて、花も似ているので、興味のない人には区別がつきません。

以前は、一重咲が木槿、八重咲が芙蓉といい加減な覚え方をしていましたが、当てにならないのです。


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      木槿と言えば、これが一番思い浮かびます。一重、おしべが伸びて、白く中心が赤い。


手元の植物図鑑やネットで調べれば、一番の違いは葉で、芙蓉は五角形で大きく、木槿はやや細長く、

尖った感じというのです。 花は両者とも一重咲きも八重咲もあるのです。


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      鹿児島の開聞岳を登った後に見かけたおそらく木槿。 芙蓉と思っていましたが葉が小さい。

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     わざわざ車を降りて写真を撮りたくなる美しさでした。美しければ木槿でも芙蓉でも構いませんが。


毎年、隣に咲く酔芙蓉も改めて確認すれば、大きな五角形の葉でした。

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      昨年の10月20日の酔芙蓉。 花が鹿児島で見た木槿とよく似ていて、まだモンモンとします。