槿花一日の栄

その807

職場に同僚のご婦人が持ってきた赤いハイビスカスが、朝出社すると見事に咲いています。

ところが、次に日にはビーチパラソルのように閉じて、それがポロッと落ちて、また次の花が咲くのです。

花の形だけ見れば、木槿ムクゲ)との違いが分かりません。 木槿も朝咲いて夕方には閉じます。

槿花一日の栄 という言葉がありますが、中国の白居易(白楽天)の漢詩が語源だそうです。

同じように区別がつきにくい芙蓉(フヨウ)も、朝方に咲いて夕方にはしおれています。

図鑑を見れば、どれもアオイ科の低木とあり、木槿も芙蓉の一重、八重もありますので区別は難しいのです。


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      4日朝。近所の芙蓉(おそらく・・)

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      芙蓉は葉っぱが3~5裂の掌状と覚えればいいようです。

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      これも近所の公園。こちらは木槿でしょう。

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      図鑑によれば木の葉は、菱状形で大きく三列するとのこと。


下の二枚は先週、近所の道路わきで写したもの。葉の形状を見れば木槿だと思うのですが。


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