大山(だいせん)に登る

その700

鳥取県の大山(だいせん)は、魅力的な山です。 伯耆富士との異名、1729mで中国地方で最高峰とのこと。

北九州から400キロくらい離れて、先回、先先回は早朝出発、睡眠不足で登りましたが、今回(8月20日)は、

米子市のホテルに泊まり、ナビを大山自然歴史館にセットして7時に到着。駐車場も広く無料です。

平日の朝で、車が少なかったのですが、夏山登山口まで歩くと、結構たくさん止まっていました。

登山届に7時15分と書いて、今回は夏山登山道で登頂して、下山は行者コースにします。

夏山登山口は標高780m。目的の山頂小屋のある弥山(みせん)は1709mです。

このコースは登り3時間20分。下り2時間40分で計6時間。山頂の休息を考えれば目安は6時間半でしょうか?

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      前日に鳥取花回廊から見た大山の雄姿。一番いい角度かな?

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      大変広い駐車場は車数台でしたが、平日7時過ぎの夏山登山口は満車近い状態でした。

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      行きは青い線(夏山登山道)。帰りは赤い線(行者コース)です。

ブナの森を鳥の声、キツツキのノックする音を聞きながら清々しく歩きます。

降りてくる人の大半は前日に山頂の小屋に泊った人のようでした。

急いで登っているつもりはないのですが、結局30人くらい追い越して、4歳のお子さん連れのお父さん、

小学校低学年のお子さんと一緒の家族なども数組いました。ゆっくりであれば小さなお子さんも登れる山です。

登山道は間違うことはまずありません。 行者コースはお子さん向きではないのですが。

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      ブナの森が気持ち良い。 よく飲んでいる2リットルのミネラルウォーターは大山の水です。

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      8時10分にこの行者谷分かれに到着。帰りはここを曲がりました。

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      6合目くらいから見下ろします。山の先が美保神社。その先が隠岐方向でしょうか。

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      8時25分。六合目の避難小屋。以前、6月に登った時はまだ雪が残っていた記憶があります。

8合目を過ぎると、板の道(木道)を歩きます。キャラボクが広がり、数種類の花が咲いていました。

天気が晴れですが、途中、小雨になりました。以前もここで同じ経験をしたことを思い出しました。

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      弥山山頂からすぐ下の山小屋を見る。

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      この先が剣ヶ峰(1729m)ですが崩落が進み危険。 

山頂には9時5分着ですから、1時間50分くらいかかりました。10名ほどの人がいました。

山小屋を除くと、売店があり、感じの良い女性がいました。 昨夜は10名ほどが宿泊。無料ですが、

団体は知りませんが、個人は予約できないようです。

私が、「山小屋に深田恭子似の女性がいたとブログに書いていいか?」 と言えば、笑いながら、

「見に来た人が今日はいないぞと、騒ぎになるのでダメです」 と返してくれて、他の人も笑顔です。

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      20日の夜はダメでしたが、19日は星が見事だったそうです。二階にも宿泊できるとのこと。

下りは追い抜いた人などと会話を交わしながら、10時15分行者コース分かれで、さらにブナの葉が

美しい道を下りました。 先回、先先回はこのコースを登って、夏山登山道を下ったことを思い出しました。

ここは木の階段が急な道で、登りは夏山登山道よりはとてもきついコースなのです。

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      大山北壁を見上げる。

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      11時過ぎに大神山神社に出ました。

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      歴史を感じる大神山神社。

大神山神社から700mもの長い石畳を下れば、大山寺の入り口にでました。

大山寺の開山1300年記念の年なのですが、今回は参拝しませんでした。

途中、大山自然歴史館などを見学して、駐車場には11時半くらいに戻りました。 

出発から4時間少しで、このあと皆生温泉OU(400円)に入り、回転ずしで皿を16枚積み上げてから、

13時半から鳥取砂丘の砂の美術館に向かいました。

大山登山は今回で4,5回目でしたが、本当に大満足でした。