一度は見たい城

その125
 
「どこの城が一番良いか」 という話題では、歴史好きな友人だけでなく、知らない人とも盛り上がります。
 
全国の主な城を見学していますので、自説を言って、それに反論されることも大変に楽しいのです。
 
世界遺産の姫路城や、これも含む四つの国宝の城も悪くありませんが、総合的には熊本城を筆頭にあげたい
 
ですね。美しい本丸、国宝級の宇土櫓、近年再現された見事な本丸御殿、巨大な堀。まさに天下の名城です。
 
 
また安土城は、「復元されたらいいな・・」 と思います。セビリア万博に出展された5層と6層部分は今でも、
 
近江八幡市で見学できますが、そこで内部の様子もじっくり見られますので、ここも必見の価値ありです。
 
復元された模型を見ると、内部の吹き抜けなど、当時としては考えられないような構造なのです。復元と言えば、
 
伊勢市に観光施設として復元された安土城もあり、付近からでも見えますが、ちょっと見学をためらいました。
 
 
同じように観光施設として再現された伏見城は、現在は伏見桃山城運動公園になっていますが、この伏見城
 
は華やかです。20数年前、京都を旅行中に見学した時に比べれば、やや色あせていますが、歴史小説など
 
にでてくる派手好きな秀吉らしい感じがして、とても良いのです。また、岡山後楽園の横にある岡山城も宇喜多
 
秀家が秀吉の養子だったこともあり、きらびやかさを感じます。ここは姫路城と比べると面白いですね。
 
イメージ 1
見事な城だけでなく巨大さに感心する熊本城。ボランティアの方々のお話も興味深く、ありがたいのです。
 
イメージ 2
伏見城です。元々、観光施設ですから堀などはないのですが、華やかでいいですね。中には入れません。
 
イメージ 3
岡山城。烏城とも言われますが、後楽園を散策しながらも、見えるのも大変に面白いのです。