アジアの田舎のバスは面白い

その293

海外旅行の楽しみは数々ありますが、バスの移動もまた面白いのです。

アジアでも例えばシンガポールからクアラルンプールなどへの長距離バスは日本とあまり変わりません。

また中国も驚くほど道路、特に高速道路が発達して快適なバス旅行は景色を見なければ日本かと思います。

写真は1998年に杭州から、有名な観光地である黄山までのバスですが、行きは10時間(故障で20分修理)、

帰りは11時間(故障で2時間修理)でしたが、2012年には4時間の高速道路中心の移動でした。

しかし、以前のバスは社内でお互いに食べ物のやり取りをしたり、筆談で多くの乗客と会話をしたりで

楽しい思い出ばかりなのです。まったく退屈しませんでした。

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      杭州黄山のバスがここで休息。唯一の日本人なので、あれこれと食べ物を勧められました。


しかし、ミャンマーラオスなどは今でも14年前に旅行したバスと変わらないとのことです。

夜行バスには、外国人旅行者が半数以上で休息の食事中などの会話も面白く、何度か行動を共に

することもありました。 移動中の景色は当然の楽しみです。

夜行バスと言えば、日本と違って夜の暗さです。民家に薄暗い電灯か蝋燭かの明かりをバスから見る

光景は名状しがたい不思議な物悲しい感動がありました。 日本では味わえない経験です。


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      カンボジアからベトナムへ。社内も満員ですが屋根にも荷物を載せています

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      乗客の何人かは国境で止められていました。会話をしたフランス人も。少し悲しくなりました