足立山麓は猪が多い

その122
 
小倉南区の足立山は、和気清麻呂が麓の湯川の霊泉に浸かったところ、怪我が治り、足が良くなったことから、
 
命名されたと言われています。また清麻呂の危機を大勢の猪が救ったとの伝説があり、足立山登山口のひとつ
 
でもある妙見宮(妙見神社)には、猪に乗った像もあります。
 
 
そのためかどうか、この近辺でよく猪に遭遇します。山の中ではすぐに逃げる猪も、車道を歩いていると子ども
 
の猪は人になれているようで、寄ってくることも度々で、いつも見かける場所では、餌を与える人がいるようです。
 
今の時期は、餌が少なくなるためか見かける回数も多く、今週も散策の間に2頭と4頭の小さな猪を見ました。
 
車道近くにいた2頭は、近づいて来て、餌をねだっているようでした。
 
 
数年前、同じ場所で、2頭の大きな猪と、6,7頭の子どもの群れを見ていると、親猪がこちらを牽制するように
 
威嚇したので、後ずさりしました。この話を地元のご年配の方にすると、「足立山の猪は人に危害を加えん」 と
 
少し、怒られてしまいましたが、子ども猪の近くには親猪がいる可能性もありますから、常に注意が必要です。
 
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妙見宮は770年の創建だそうで、由緒ある神社です。
 
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カメラを向けると餌をもらえると思って顔を近づけます。