長崎軍艦島に上陸する

その86
 
10月2日。長崎の端島(通称 軍艦島)に行きました。
 
軍艦島の上陸は、インターネットで調べると3社とも大体4000円前後で、午前と午後の便があるようです。
 
そのうちの一社を選び、長崎駅の近くの港から14時出航です。
 
途中、高島の高島石炭資料館で、周囲1200mの島に、最盛期には5300人もの人が居住して、その生活の
 
様子の写真、海面下1000m以上の地点でも石炭を採掘していたこと、気温30度、湿度95%の中での作業の
 
ことなどが説明されていました。1891年から1974年までの閉山の間に1570万トンの採掘とのことです。
 
 
軍艦島への上陸は大体30分くらいです。当時の写真をみたり、説明を受けたあとだけに、日本の経済成長を
 
支えた姿であり、これらの歴史の上に現在の幸せな暮らしが成り立っていると、感動しました。
 
長崎港に戻ったのが、17時ちょうどです。スタッフの人も親切で、説明も詳しく、満足できました。
 
イメージ 1
かっこいい船でした。船名も黒ダイヤ(石炭の異称)を英語にしたもので悪くありません。
 
イメージ 2
高島石炭資料館前の軍艦島模型。1000万円かけて精巧に作成したとのことです。中央右に上陸しました。
 
イメージ 3
軍艦島に近づきます。本当に軍艦のように見えます。
 
イメージ 4
上陸して、すぐの場所の光景。先ほどの模型と比べるとわかりやすいのです。
 
イメージ 5
夜中も明かりがついていたので灯台は不要だったが、閉山後に設置したとのことなので模型にはありません。
 
イメージ 6
一番奥の場所。中央建物は1916年建築で、7階建て鉄筋コンクリートの日本最古の高層アパートとのこと。