北九州市にもカササギはいるのか?

その552


散策中に野鳥の観察や撮影をしている人と話をすることが大好きで、北九州でも、国内外旅行中でも

教えていただくことが楽しいのです。 最近は、北九州市カササギを見た経験を度々尋ねていますが、

何人かお伺いする中で、お二人だけが一度見たと言われましたので、生息数は少ないのでしょう。

私自身は、5年前に隣接の水巻町で、カササギを見て感動しましたが、水巻に住む友人知人に聞いても

見たことがないとのこと。 野鳥に興味がなければカラスかと思って気にも留めないでしょうが・・・。

カササギ佐賀県の県鳥で、佐賀平野筑後平野に集中的に繁殖しているようです。

しかし、最近知ったのですが北海道でも、結構繁殖しているそうで、場所によってはめずらしくないとのこと。


数日前に京都の白いカラスがニュースになっていましたが、佐賀などでカササギを見た関東?などの人は、

知識がなければ感動するかもしれません。 指差して驚いている若い旅行者たちを見たことがあります。

私は小学生のころ、夏休みを佐賀市唐津で長く過ごしましたが、カチガラスと地元では呼んでいました。

カチカチと鳴くからと思っていましたが、韓国語でカササギは カチ ということも大人になって知り、韓国では

一種の 国鳥 の認識のようですが、韓国の人にいつも聞きそびれます。 日本には元々生息していなく、

現在、佐賀を中心に繁殖している理由は、秀吉の時代に朝鮮に出兵した際に柳川の立花宗茂などが、

持ち帰ったから という説が有力で、勝ち勝ち と聞こえる鳴き声が縁起よい とも何かの本で読みました。


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佐賀県立博物館の剥製。白黒で細身、尾が長い小型のカラスという感じ。英語でマグパイ。