その553
規模の大きなバラ園に行けば、色々な種類のバラが楽しめますが、青いバラはありません。
研究で、青いバラやダリアが出来たということですが、薄い青紫という感じです。
ずっと以前、知人が白い花にインクか何かを吸わせて着色したものを度々食事会で飾っていましたが、
参加が嫌になりました。 自然の花の美しさが台無しになるようなモヤモヤした悪い印象でした。
駐車場からすぐの小倉南区総合農事センターのバラ園。手軽で規模も大きくて実に結構です。
鮮やか過ぎるバラの花は日光が射していないほうが良いといつも思います。
名前はブルームーン。1964年にドイツで作られたそうです。
曇っている、少し暗いときに見るとより青い感じがします。
写真は5月26日ですが、このブルームーンも説明版に花の色はピンクと書いています。
青っぽく見える程度の薄いアオムラサキですが、何人か立ち止まって鑑賞する人がいました。
ご年配のご婦人から話しかけられて、結構長く、花や旅行中の写真を見せて頂きました。
今考えれば、明らかに着色(インク?を吸わせて)ですが、当時は疑わずに驚きました。
まさに青いバラでした。見たときは本当にあるのだと信じて写真を撮りました。
食料とは違い、程度にも寄りますが、花などは研究が行き過ぎると品種改悪という気もします。
研究している人がいるかどうか分かりませんが、青い桜 なんて絶対に見たくありませんね。