久留米市付近古墳三昧

その346

教科書に出てくる磐井の乱の 筑紫君磐井の古墳が福岡県の八女市にあります。

九州では2番目に大きい前方後円墳ですが、この古墳の博物館が、「いわいの郷」 という名称で開館しました。

以前の建物に比べて立派な施設になって、2月11日は館長の講演日で、多くの聴衆で賑わっていました。

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      説明のパネルも、空間も照明も博物館らしく整備されていました。


この日は、この いわいの郷 よりも、最初にみやま市(旧瀬高町)の 女山(ぞやま)が目的でした。

この付近は邪馬台国の候補地ということで、ぞやま も 女王山 変化したかも とのことです。

女山は神籠石(こうごいし)で知られますが、これは邪馬台国よりも300年は新しい建築のようです。



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      約3キロ続くそうですが、福岡県の筑豊地方(鹿毛馬神籠石)にも同様のものがあります


久留米市に移動して、権現山古墳と御塚古墳を見ました。

6世紀くらいの円墳と帆立貝形古墳ですが、堀まで入れれば直径100m以上あります。

随分前に、卑弥呼の墓は、ここか、みやま市の権現塚(ここも同規模らしい?)かもしれない と主張する

少し偏屈なオジサン(柳川から来た・・)に奈良県ユースホステルで捕まったことがあります。 

学者ではないので、古代史の好きな私たち素人は、柔軟な頭で楽しめばいいと思います。


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      規模から言えば、卑弥呼の墓にふさわしいのですが、時代がずっと新しいとのこと。

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      国道3号線横にある久留米成田山。62mの慈母大観音と、ブッタガヤと同型の大仏塔


久留米から、吉野ヶ里まで、12キロくらいしか離れていないので、ついでに寄ってみました。

古墳、遺跡が多い久留米を中心としたこの付近に、邪馬台国はあったのでは? と、私は考えています。