軍艦を沈めて造った防波堤

その297

北九州市若松に駆逐艦を沈めて防波堤にした場所があると聞きましたが初耳でした。

忘れかけていたときに誘われて、先週、その知人と見学に行きました。

若松区響町で、エコタウンセンターを過ぎ、西部ガス北九州工場の近く、地図で第一港運という会社の横です。

途中に案内矢印や標識もありません。現地では10人くらいの人が魚を釣っていました。

説明版を見れば、100メートル前後の駆逐艦を3隻沈めて防波堤にして、その後の補修で2隻は完全に

コンクリートの下ですが、柳という駆逐艦は現在でも上部が見えています。不思議な光景です。

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      右の2隻はまったく見えませんが、左の柳はコンクリートに覆われた上部が見られます

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      柳の説明です。

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      艦首からの写真と後ろからの写真。防波堤ですから上を歩くことはできます。




ところで、ここから車で2,3分のところ(来る途中)に響灘ビオトープという施設があります。

野鳥や昆虫、植物などを観察できる場所です。100円の入園料で散策がてら自然を楽しめます。

飛んでいるミサゴの大きさに感心しました。粘れば他の猛禽類も見学できるかもしれません。

ここは家族でも楽しめるでしょう。 ネイチャーセンターでは係りの女性が丁寧に説明してくれました。