土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアムは素晴らしい

その81
 
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    山口県下関市にある角島は、美しい景色が楽しめる結構な所で、北九州市から度々、ドライブに行きますが、
     
    その途中にこの博物館があります。3度目ですが、過去2回は、角島の帰りで同行者がいて、じっくり見学でき
     
    ませんでしたので、今回は何度も読み返した “日本人の起源を探る” を携え、好きなだけ見学しました。


    現在の日本人が、縄文人と渡来した弥生人との混血であることは、疑いようもないのですが、地域によって
     
    弥生系や縄文系が多いところがあり、司馬遼太郎の小説にも、幕末の長州人や義経が渡来系の、のっぺり
     
    した顔であると、度々、出てきます。平家物語の時代はもとより幕末までは、美形とは弥生系だったようです。


    ここは小学生でも、楽しく学べる数々の展示物、自分が弥生系か、縄文系かのコーナーや3D立体映像も良く
     
    出来ています。最大の見所は、顔を西に向けて埋葬された人骨たち、15本の矢が刺さった英雄らしき男性、
     
    鵜を抱いて埋葬された女性などです。これらの説明から、卑弥呼のこと、死者の魂が蘇らないようなマジナイ、
     
    ここの人骨と似ている中国山東省の人骨のこと、その付近から来たらしい徐福伝説・・・。興味はつきません。


    ※写真の人骨はレプリカです。 大人は500円ですが、高校生までは無料というのも誠に結構です。