ヨーロッパの青いバラ

その82
 
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2000年の夏のことですが、東ヨーロッパを中心に2ヶ月くらい歩き回りました。
 
そのときに、ブタ・ペストの花を売っている屋台に青いバラがあったんです。
 
驚いて店員に、「これは本物か?」 と聞くと、「そうだ!」 と言うので、写真を撮らせてもらいました。
 
 
青い花と言えば、アサガオアネモネ、アヤメ、アジサイ・・(アから始まる名前が偶然多い?)。いくつもあり
 
ますが、バラには青い色素がないという話は知っていましたので、品種改良の成果か・・?と考えました。
 
旅行中、ロンドンやほかの都市でも街角で無造作に売っていましたので、そのように思い込んでしまいました。
 
 
ところが、2004年にサントリーが、膨大な手間と時間をかけ、青いバラの開発に成功して、現在は薄い青紫
 
のような美しい花を販売しています。結局、わたしが見たのは人工的に着色した白いバラだったのでしょう。
 
現在でも、インターネットなどで、購入できる見事な青いバラは、同様の着色したものだと思います。
 
そう言えば、子どものとき、赤いインクを花瓶に垂らして、白い花を色付する遊びをしたこともありました。