九州国立博物館と大宰府天満宮

その352

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      展示品は写真禁止。どこの博物館も肖像権だなんだと・・・。日本だけでは?と思います。


2月28日。友人が九州国立博物館(九博)に行ったことがないというので、梅見物を兼ねて行きました。

現在は、特別展を開催していないので、日曜日ながら混雑していません。

ここは、福岡市博物館の金印のような目玉がないのですが、広くて展示品も多く、なかなか楽しめます。

土地にふさわしく、遣唐使船?の輸出入物の展示品の数々は、何度見てもあきません。

数年前に来たときよりも、さらに良くなっています。 縄文時代の火炎型土器は見事で足が止まります。


個人的に最高なのは、伊都国王の墓(甕官)、その裏に数十枚の銅鏡などと一緒に埋葬の様子の再現です。

前原市の伊都国歴史博物館などにも何回か訪れていますので、嘗め回すように見て体温も上がりました。

それから、日田のダンワラ古墳出土とされる鉄鏡ですが、これは国宝級の重文でしょう。

鉄鏡は例が無く、ネットで、「鉄鏡」 と検索すれば、何ページかはこの日田の鏡のことばかりが続きます。

1~3世紀とのことで、卑弥呼の時代の可能性もあるのですが、盗品なので評価も低いような・・・。

ネットで、この鏡をCGで復元した画像を是非ご覧ください。国宝の銅鏡よりも素晴らしいと感動します。


さて、九博から太宰府天満宮は、長いエスカレーターで、隣接という感じです。

6000本という梅の木の本数にひかれますが・・・。大変な混雑で、多くの外国人観光客もいました。

カメラを構えた人だかりがあり、梅の木の下に和服の女性が・・・。 3月15日からの九博の兵馬俑展の

音声ナビの壇蜜では! と思って近寄りましたが違いました。 大変に美しい女性で、得した気分です。


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      中国語、韓国語、タイ?インドネシア(マレー?)などが聞こえました。欧米系は少ない・・。

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     本殿のすぐ前の有名な飛梅。 満開でした。

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     梅の木は多いのですが、桜や花桃のように華やかではありません。

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      現在水は流れていない曲水の庭。コンクリートで固められた小川がマロには不満でおじゃる。

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      参道も大変な混雑。友人は久しぶりに人ごみを見た! と妙な感動をしていました。