10月21日土曜日。7時半に牧ノ戸峠の駐車場は一杯で、路肩にも駐車しています。
長者原まで戻って8時5分のバスに乗ろうか、でもそこも大変な混雑でしたので
バスに乗れるかな・・と悩み、いっそ阿蘇へのドライブに切り替えようかなと
考えて車を進めると600m先に50台くらいは駐車できそうな場所がありました。
腹が決まって駐車して、牧ノ戸レストハウス(標高1320m)まで歩きます。
当然ながら大変な混雑です。7時55分に登山口から登り始めます。
今回は紅葉を見ることが目的なので、とにかく鳴子山付近まで歩こうと。
気温計は0度。霧で視界が悪い。途中、玖珠町が6度。駐車場が4度でした。
紅葉の見どころは同じなので、いつも写真を撮る場所は一緒です。
ご年配の方々が多いのでゆっくり歩く方が大半です。
沓掛山(1503m)を過ぎると、紅葉の美しさに目が留まります。
霧が晴れると素晴らしい光景ですが、またすぐに霧に覆われるの繰り返しです。
朝日が逆光になってなかなか納得できる写真が撮れません。
久住山下の避難小屋が見えてきました。久住山(1787m)も霧の中ですので
そのまま進みます。天狗ヶ城(1780m)の下まで来ると一瞬、霧が晴れました
ので、登りました。頂上に着くとまた霧の中。そして大変な強風です。
9時35分着です。ここから15分で隣の中岳(1791m)に移動しました。ここが九州
本土の最高峰です。ここから下って向かいの稲星山(1774m)に向かいました。
先ほどまで霧に覆われた中岳と天狗ヶ城がくっきり見えます。稲星山頂上付近は
広くて何百人もお弁当を食べられるでしょう。ここから鳴子山方面へはあまり
人が通らないようで道が狭く足元も良く見えません。目的の鳴子山を見て
引き返しました。
帰路は霧が晴れて日差しを浴びながら紅葉を見ながら歩きました。
牧ノ戸峠に進む道をうっかり曲がって、扇ヶ鼻(1698m)に登ってしまいました。
阿蘇山もよく見えて風がなければ横になりたい気分です。
13時50分に牧ノ戸レストハウスに戻りました。380円のソフトクリームを食べて
楽しかった行程をしみじみと振り返りました。可能ならば平日が良いでしょう。
しかし。写真は実際の紅葉の美しさが伝わらないな・・と少しがっかりします。