黒岳に登る

その231
 
 
大分県の男池は標高900mで、黒岳の最高峰高塚(1587m)まで700m弱ですが、風穴(1280m)まで
 
結構、距離が長く、そこから急坂を登るようになります。
 
清水が湧く男池周辺の散策はブナなどの原生林が素晴らしいので、風穴の途中のソババッケまでの
 
往復(片道ゆっくり一時間あまり)で、ここで昼食をとって戻るコースもお勧めの散策コースです。
 
 
10月28日 9時半に男池の駐車場を出発、入り口で100円を払って、気持ちの良いブナの森を歩きます。
 
広場のようなソババッケに10時7分に着きました。ここから左に曲がると標識がありますが、真っ直ぐの
 
道を進むと、大戸越経由で平治岳に到ります。
 
 
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男池周辺はブナの原生林です。道に迷わないように木につけられたテープを頼りに歩きます。
 
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苔が美しいのですが、滑って転ぶので注意が必要です
 
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ソババッケを左に曲がってすぐにこの標識があります
 
 
ソババッケ(標高1150m)から風穴(標高1280m)まで、石の上を歩いたりして進みます。
 
10時55分に風穴着です。 風穴は夏はひんやりした空間です。
 
ここから、左の崩れやすいコブシ大の石の上を木の根っこや、ロープに捕まりながら這うように登ります。 
 
 
 
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風穴の標識。写真のような石の上を歩きますので、転ぶ人や尻餅をつく人続出です
 
 
途中で、天狗と高塚に分かれる標識があります。 今回はまず高塚に向かい、11時37分到着です。
 
頂上は狭いのですが、正面に天狗、大船山などの眺望も結構です。
 
 
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黒岳は付近の山の総称で、この高塚山(1587m)が最高峰です
 
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高塚山から天狗を見ます。
 
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天狗の下から見上げます。最初はどのように登るのか疑問に思うような巨石のかたまりです
 
 
 
すぐに天狗に向かい、巨石を登って12時7分には到着ですから、高塚から30分くらいです。
 
天狗も座る場所も少なく、混雑しているときは、座っている人も立って道を譲るような感じです。
 
ここは本当に周囲の景色が素晴らしく、紅葉のベストの時期は見下ろす山の光景は登って良かったと心から
 
思いました。 この日は紅葉も終わり、また今年は大きな台風も2回きましたので、早く散ったかもしれません。
 
 
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標識を立てる場所がないのか、岩に書いています。
 
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ツインピークス由布岳もきれいに見えます。大分市のドームなども見えました。
 
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年々か前にこの山が真っ赤になっていたときは本当に感動しました。
 
 
天狗から、風穴、ソババッケと来た道を戻り、男池で水を汲んで、駐車場に14時20分に戻りました。
 
食欲がなかったので、昼食もとらず、とぼとぼと歩いた5時間の行程でした。