10月27日 久住山付近の紅葉
その230
10月27日に久住山近辺の紅葉を見に行きました。
牧の戸峠の駐車場から8時20分に出発です。 歩いている途中、「大船山はもう既に終わって鳴子山がベスト」
と、毎週登っておられるらしい方から聞き、 まずはまっすぐに鳴子山を目指しました。
牧の戸峠は気温10度で、沓掛山の温度計は6度でしたが、汗をかき半袖で歩きちょうど好い感じでした。
牧の戸峠の登り口の看板。中岳の先を進めば鳴子山。看板には出ていません。
沓掛山付近から見た雲海の阿蘇山
静かな噴煙を上げる硫黄山。一ヶ月前の御岳山の事故を思い出します
久住山へ向かう道までに、とぼとぼと多くの人々を追い抜きましたが、東千里ガ浜を過ぎるとだれも
いなくなりました。 10時35分鳴子山到着ですから、休まずに歩いて2時間15分かかりました。
一番先が鳴子山です。 由布山のお鉢めぐりのような細い道を歩いて到着です。
確かに鳴子山(1643m)付近は、紅葉のベストかもしれません。
鳴子山から戻る途中、白口岳、中岳と登りましたが、12時前くらいから霧が出てきました。
足場の良くない久住山へは登らずに沓掛山へ戻ります。
この2枚は中岳の下側だったと思います。紅葉のベストの時期は下っています。
西千里ガ浜を過ぎてしばらく歩いても霧は晴れません。久住では何度も経験済みです。
谷の方を眺めても残念ながら見通しは良くありません。
ところで、次の日は快晴でしたので、黒岳に登った後に、また牧の戸峠から沓掛山に登りました。
16時前ですが、昨日とは見通しがまったく違います。 朝日では逆光になりますので、晴れた午後からが
良いと思います。 「秋の夕日に照る 山もみじ」 と歌にもありますから。
この2枚は28日の16時前です。 前日に比べてくっきりとした光景でした。
しかし・・・。私は4年前の10月19日に見たときの感動(下の写真)が強すぎて、来年こそはベストの時期に
来ようと思いました。 北海道や東北にも引けを取らない光景だと思います。
このときは、たまたまベストの時期だったのでしょう。 鮮やかな赤が今回とは比べ物になりません。