遠賀川の源流を見る

その399


少し前、テレビでナイル川(6650km)の源流を尋ねる番組がありました。

紀元前からのエジプト一帯の文化に欠かせない世界的な大河の根源には興味があります。

規模は違いますが、北九州、筑豊の文化を支えた遠賀川(61km)の源流は簡単に見ることができます。

遠賀川河口にある芦屋町歴史民俗資料館のパネルを見れば、縄文時代には遠賀川は海の延長のように

内陸深くまで入り込み、徐々に堆積されながら現在の姿になったようです。

2000年も前の中国の前漢鏡が10面も発掘された飯塚の立岩遺跡も遠賀川のすぐ横なのです。



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      遺跡の分布と重ねてみれば興味深く、大坂の河内湖を思い出しました。

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     遠賀川源流でカーナビに入っていました。 数台は駐車可能です。

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      ここからスタートで、400~500mくらい歩きます。 休まず歩いて7分でした。

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      濡れたら滑りやすく、ハイヒールは無理です。 

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      源流まで200mくらい手前。

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     これこそ、筑豊、北九州などの文明を支えた遠賀川の源流なのです。合掌。

筑豊の炭鉱が盛んなときは、多くの舟が遠賀川を行き来して、冨をもたらしたことは周知の事実です。

ここは小石原の道の駅からも近いので、軽い散策を兼ねて、筑豊、北九州の文化に思いはせることも

結構でしょう。  雨が降った後は足元が悪いのでご注意ください。