その308
半年前に念願の立山室堂の雪の大谷(道の両側が19mの雪の壁)を見ました。
山歩きは好きですが、困難、危険な登山はまったく経験ありません。
しかしながら、夏の立山登山は小学生でも登っていると聞いていたので心配はありませんでした。
10月14日。 始発7時のケーブルカー、立山高原バスで室堂に到着です。 気温2度くらい。
三日前からの雪で真っ白ですが、まったく風はなく快晴です。ここから500mくらい登りますから楽勝でしょう。
ちなみに室堂2450m、雄山3003m、その先の大汝山3015mです。往復4時間と予定しました。
駅からすぐの光景一面の雪。ただしこれは帰りの写真。修学旅行の団体が大はしゃぎ
快晴、無風なので素晴らしい光景でした。スイスのマッターホルンを思い出しました
まずは、2700mくらいにある一ノ瀬山荘を目指します。 防寒着姿の人たちばかりです。
休まずになだらかな坂を登りますが、雪で結構、足に負担がかかります。
30分くらいで到着ですが、驚いたことに日本海からの強風で、まったく室堂とは異なっています。
ここから、雪に覆われた石の上を這い登って「行く感じですが、登っている人はアイゼンを付けた雪山登山
の完全武装です。 ここまで来た大半の人は一ノ瀬山荘が目的のようでした。
私は登山靴に簡易アイゼンとはいえ、格好はいつも近所を散策する服装です。少し場違いな感じでした。
立山に向かって100mくらいの距離を登って、あまりの強風と滑りやすさに断念しました。
一ノ瀬山荘から立山を見上げる。快晴ですが強風で身体が揺れるのです。少し怖くなりました。
一ノ瀬山荘から室堂を見下ろす。なかなかの眺めです。
室堂に下る途中、多くの人とすれ違いましたが、あきらかに登山目的の格好の人も2割くらいいました。
室堂はあいかわらずの無風で、先ほどの強風が信じられないくらいです。 夏に登るべきでした。
下った後に室堂付近を1時間くらい散策して、スイスや香港(一番多い)からの旅行者と話をしました。