立山室堂から途中下車で散策する

その309

立山駅から室堂まで往復で4310円ですが、高原バスは天狗平と弥陀ヶ原で途中下車できます。

立山登山を断念しましたので、途中、弥陀ヶ原で降りて、1時間後のバスを予約して散策をしました。

立山に登る途中の強風がウソのように、さわやかないかにも高原という感じの散策コースを歩きます。

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      くだりのバスから到着直前の弥陀ヶ原。この少し前の景色が素晴らしくアナンスがあります

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      紅葉は終わっていますがさわやかで、香港からのグループも感動していました。

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      散策路は大回りと小回りの2種類がありましたが、小回りを20分くらいで一周しました。


風が気持ちよくなんとも快適です。 30分くらいの残り時間は立山カルデラ展望台に行きました。

阿蘇山カルデラのような感じではありませんが、中々のながめで谷の下の方は紅葉真っ盛りでした。


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      立山カルデラ展望台。正面の山々がカルデラでしょうか?

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     谷を見下ろせば美しい紅葉です。


時間が余ったので、無料展示物があるという国民宿舎天望立山荘に寄って、女性従業員の方に質問です。

富山県の学校で、立山登山を体験させると聞きましたが本当ですか?」

立山越中国司の息子である佐伯有頼が16歳のときに開山したので、富山男子は15歳までに立山登山

体験する習慣があった」 などなど。 親切な女性で名札を見れば、なんと佐伯さんです。 ご子孫でしょうか?


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      行き帰りの車中で称名滝を見せてくれます。前日に行きましたがまた違った印象です。


バスを待つ間、バス会社の人に聞きましたが、立山室堂付近は、なんと9月の最初に紅葉するとのこと。

今は標高1000メートルくらい(滝つぼが)の称名滝付近まで紅葉が下っているのです。

立山登山は断念しましたが、散策を楽しみ、多くの人と会話もして大満足でした。