祖谷渓の小便小僧

その270


見てもがっかりだろう・・。 でもいつかは見たいというものが、祖谷渓の小便小僧です。私にとっては。

徳島県祖谷渓は、観光ガイドによれば、日本三大秘境で平家の落人伝説と、かずら橋が有名ですが、

シンボルは、断崖絶壁の上に立つ小便小僧でしょう。 この写真は強く引きつけるような気がします。


ところで、世界の三大がっかりと言えば、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人形姫、そして

シンガポールマーライオン(巨大なマーライオンもできましたが・・)です。

これは日本人だけしか通用しない話かもしれませんが、小さくてがっかりということなのでしょう。

私は3つとも見ていますが、どれも多くの観光客がいて、しかも不便な場所ではありませんでした。


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      ブリュッセルみたいに小便小娘も・・・とふと思いました

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      おしっこの先が谷川でないことが残念です

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      このお賽銭?は99%お年よりでしょう。 名前を書いている不届き者もいます




これまで、何度か車で四国に行っていますが、この祖谷渓は意欲が湧きませんでした。

何しろ地図で見れば、道がくねくねしているのです。どうみても細い道なのです。

ところが、剣山を予想よりも早く下山したので、魔が差してしまいました。 移動に2時間近くかかました。

平日で、1組しか観光客はいませんが駐車場はありません。 日祭日などはどうなるのでしょう?


小便小僧の前に柵があり、下を覗き込めません。 しかし、同じような光景は、国内で何度も見ています。

台座にお賽銭のように小銭がたくさん投げられています。どうしてもやめられない人がいるのでしょう。

長年の夢?がかなったとは言え、何となく敗北感を感じながら、ホテルに戻りました。