剣山は予想外に楽な登山

その271


標高1955メートルで西日本第二の高い山。 大蛇の目撃情報もあり、ユダヤの秘宝が埋まっているうわさも。

名前の剣山から、険しい岩山を連想しますが、リフトを使えば、残り200メートルの高さを40分で登って

山頂へ行かれることを前日に知りました。 かなり拍子抜けです。ピクニックに行くような気分です。

まずは車で、標高1420メートルの見ノ越まで行き、1750メートルまでの標高差330メートルを

15分間、足をブランブランして座っていれば、リフトの西島駅へ到着というわけです。


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5月26日。徳島県美馬市のホテルを7時前に出発。狭い道を車で進み、通勤のためか下ってくる対向車に

気をつけながら、8時半には見ノ越につきました。 平日のためか駐車場もまばらです。気温15度。

リフトは9時からですので、時間をつぶして9時に出発ですが、ボーとして登山口に向かってしまい

ました。 リフト乗り場まで戻るのも腹立たしいので登って行くと、9時半には西島駅に着きました。



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小鳥のさえずりが楽しいブナの森を歩いて一ノ森を目指します。この鳥は逃げずに美声を披露です

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一ノ森から剣山山頂を見ます

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平坦で広大な剣山山頂。板の上を歩きます。

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剣山からジロウギュウへ向かう道です。細い道が熊笹の中に続きます

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ジロウギョウから剣山を見ます

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下る途中に大剣神社の横にそそり立つ巨石が。



ここから、一の森1879メートルを目指して、気持ちの良いブナの森を歩きます。

鳥の声が素晴らしく、気持ちのよいコースです。 一の森へは10時50分に到着。

登山者と少し話をした後に、熊笹の道を剣山山頂へ進みます。剣山へは11時40分に到着です。

熊笹もそうですが、立ち枯れたような立木と言い、奈良県の大台ケ原を思い出しました。



剣山から、1929メートルの次郎笈(ジロウギュウ)までのコースがよく写真で紹介されています。

一旦、下ってまた登りますが40分で山頂です。 いずれの山頂も眺めは結構でした。

お弁当を食べて13時に出発。 45分で西島駅に着いて、帰りはリフトで帰りましたが、石楠花の

花が咲いていて、風も気持ちよく、何よりも歩くより快適です。往復ならば1860円です。

結局、9時出発で14時に戻って、3つの山頂から景色を楽しめました。

大蛇のことも、ユダヤの秘宝のことも完全に忘れていました。 日焼けがひどくホテルの鏡をみて驚きました。