その704
広島県にある帝釈峡の雄橋(おんばし)の写真は、学生時代から何度も見ていて、一度、見たいな・・と
思っていました。 10年くらい前に中国の泰山山頂にあるホテルに泊まって、翌朝、友人と山頂からご来光を
見るために早起きをしたときに見た不思議な石の橋のような光景を見て、すぐに雄橋を連想したくらいです。
その雄橋(おんばし)は、世界三大天然橋で、長さ90m、幅19m、高さ40mなので期待も大です。

8月19日。広島の東城インターを出て、ナビを白雲洞にセットして向かいました。
朝、9時半に駐車場について、300円払いました。 ここから平坦な道を歩いて20分とのこと。


戻ってくる人、自転車の人もいました。川に沿って歩きますが、特別な感動もありません。
白雲洞を過ぎて唐門という表示を少し登れば、ここに昔、川であったそうで潜れました。


前方にあの雄橋が見えましたが、こんなものかな・・という印象でした。
しかし、よく見れば雄大な自然の造作です。一度は見てみたい光景でしょう。
観光ガイドなどの写真は、プロが撮るために迫力が違います。実物以上の。



この雄橋は、いわば帝釈峡のシンボル。 広島県でも上位に入る観光地でしょうが、だれもこの看板を
きれいにしない無神経さに腹が立ちました。 毎日とは言わなくても、一週間に一回くらい、駐車場の
係り、いくつかあった店の人、あるいは観光協会、役所のだれかが雑巾で・・・・。
「これで食ってるんだろう?」 と吐き捨てるように独り言です。民度が低いのかと思いました。
松山市に旅行に行ったときに感動した面河渓谷とは比較にならない程度の散策コースでした。
書いているうちにカリカリして以下の写真は省略です。 帝釈峡はいい点もたくさんあるかもしれませんが、
私にはいい勉強になりました。