その118
奈良公園一帯は、多くの鹿がいて、観光客が喜んでいる光景をよく見かけます。
2012年7月18日の奈良新聞によれば、1370頭もいるそうです(宮島の鹿は500頭弱と言われます)。
12月5日8時前、まだ観光客もまばらな奈良公園一帯を歩くと、鹿の群れが100頭くらいじっとしていました。
このような群れがあちらこちらに、夜間、じっとしているのか・・、大雨や雪の日はかわいそうだな・・と思いました。
そのようにぼんやり見ていると、急に一頭が駆け出して、それを追って他の鹿も慌てるかのように続きます。
まさに地響きを立てるような感じで、離れた他の群れも同じように走り出しました。一日の始まりでしょうか?
東大寺近辺を散策しながら、美しいモミジを眺めていると、モミジにつきものの鹿が目に入ります。
この 「鹿ともみじ」、「鹿と秋」 が、セットになったと言われます。
無視する意味の 「シカト」 は、花札の10月の札、「モミジに鹿の絵」 の鹿が、そっぽを向いていることから
出たということは、我々モミジ愛好家?の中では常識ですね。奈良公園に行かれるならば、早朝が良いです。