熊本県 鞠智城・温故創生館


その430

夏休みでもあり、熊本県にこれから旅行に行く方も多いと思います。

熊本城を中心とした熊本市内だけでなく、雄大阿蘇、海が美しい天草、また各地にある温泉など、

見どころは多いのですが、歴史好きな人には山鹿市近辺も訪れたい場所がたくさんあります。

その中でも、山鹿市鞠智城・温故創生館は、鼓楼と呼ばれた建物が印象的です。


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      約16mの高さで八角形の珍しい建物です。最上階に太鼓を置いて連絡を取ったと推測。

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      鼓楼の近くには床の高い米倉も復元されています


この鞠智城は、7世紀後半に大和朝廷によって築城された古代山城とのことです。

白村江の戦いでの敗戦後、外敵からの脅威に備えるために九州北部や瀬戸内海近辺に築かれた

古代山城のひとつで、最も南にあった兵站基地だったようです。

この周辺を散策しても良いのですが、夕方で暑かったこともあり、温故創生館を見学しました。

無料で、分かりやすい展示品の数々です。最初に映像も見せてくれます。 (写真は7月22日)。

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      713年に全国の地名が変わり、鞠智が菊地に変わる流れとなったようですが、菊の文字は
      奈良時代の末期から平安時代初期に中国から来たとも考えられるので菊池はもう少し後では?

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      鞠智城周辺の模型他

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      震災後、危険防止のために鼓楼には近づけないので、館内の模型もじっくり見ましょう。

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      子連れ狼で知られる同田貫は熊本の刀なのです。

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      絵が上手なゆるキャラのころうくん。くまモンと一緒に宣伝活動をがんばっていただきたい。

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       刀剣女子は是非参加! ハリウッドが子連れ狼を製作するのでブームになるかも?