セイヨウハナズオウ ユダの木

その774

セイヨウハナズオウは、マメ科の木で、10mくらいにもなるそうです。

近所にまだ人の背くらいのものがありますが、この花がちょっと変わっていて面白いのです。


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      枯れ木に赤紫のマメ粒のようなものがビッシリついて少し気持ち悪い感じすらします。

車で通勤途中にも、2本見かけますが、5mくらいで、なかなか美しい花を咲かせています。

セイヨウハナズオウは、英和辞典をみると、ユダの木 と出ています。

エスキリストを裏切ったユダが、この木で首を吊ったから・・という伝説があるからで、ついでに

キクラゲは、ユダの耳と英語でいうそうですが、これもその木から生えたから・・だそうです。

美しい花には気の毒な伝説ですが、想像するに、当時はめずらしくない木だったのでしょう。


4月7日は、イエスキリストの命日とも言われていますが、偶然にもユダに関する本を読んでいました。

この本は実に面白く何度も読み返しています。 またYouTubeで、日根敏晶 という人が実に多くの朗読を

アップしてくれていますが、ユダの独白、太宰治の名作 駆け込み訴え も寝るときに何度も聞いています。

これも実に素晴らしい。 花は素直に鑑賞するだけでなく、由来などを調べるとまた楽しいものです。


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