鹿児島市 維新ふるさと館

その588

来年のNHK大河ドラマの主人公は 西郷どん とのことで、現在、大掛かりな大河ドラマ館が建設中とのこと。

それはともかく、西郷や大久保の生家の近くに造られている維新ふるさと館は実によくできた施設です。 

今回で4度目ですが、大河ドラマ篤姫以降は来ていませんので久しぶりです。

仙巌園を見学して急いできたのですが、夏休みのためか、19時まで開いているとのことで助かりました。

西郷隆盛大久保利通を中心として、幕末から維新の薩摩の武士などの生活が実にわかりやすいのです。


いつも思いますが、薩摩の子弟の教育が、幕末に戦った会津藩に似ていると感じます。

卑怯、弱い者いじめが恥ずかしいことを子供のときから叩き込む教えが素晴らしいのです。

ここの展示を見れば、西郷どんオタク?になれると思います。 西郷も大久保も178センチで、当時の

成年男性は156センチくらいと説明がありましたが、薩摩人の多くが大きかったのではないでしょう。



ここの最大の見どころは、精巧なロボット(人形)を使った 維新への道 というドラマです。

特に 西郷どん のロボットは表情や手の動きなどが以前よりも精巧になって感心しました。

以前の西郷どんのロボットは展示されて、その前で撮影もできます。

入館料300円、駐車場も無料というのがまた結構です。

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      郷中教育コーナー。薩摩の子弟教育や下級武士の生活をわかりやすく展示。

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      下級武士の食事など

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      大河ドラマ 篤姫 で 宮崎あおい が着た衣装など、実際の篤姫や大奥の説明も詳しい。

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      25分のドラマは撮影不可。 西郷どんの声が西田敏行かと思いましたが、違うそうです。


ところで、この維新ふるさと館のすぐ前に、西郷隆盛、従道兄弟、大久保利道、大山巌東郷平八郎

誕生地、生い立ちの地が並んでいます。下級武士の屋敷が並んでいたのでしょうが、この狭い地域に・・と

感心します。 甲突川のすぐ横ですが、この川で彼らが遊んでいたのかな・・と想像するのも楽しいのです。


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