その736
22歳の11月に高校の同級生と三人で登ったのが最初で、今回が8回目くらいでしょうか。
大半は高千穂河原からですが、宮崎にいたときは皇子原公園などから2回登りました。
鹿児島の高千穂河原からは登り90分目安ですが、宮崎からは距離が長く2時間以上かかりました。
さて。北九州市から、約300キロで、8時過ぎに高千穂河原に着きました。 駐車料500円納めます。
8時半出発で、なだらかな林の道を歩き、次に火山独特の道を登ります。 滑りやすく急な登りが続きますが、
手で岩を掴みながらゆっくり登れば小学生でも簡単です。 下るときが滑らないように要注意なのです。
何人かの下山する人とのすれ違いました。 30分後には火山口のフチ、お鉢のところに着きました。
お鉢のフチを歩いて山頂を目指します。
桜島は今日も噴煙を上げていました。
霜柱を踏みながら歩きました。
火口は直径550m、深さ200mとのこと。
お鉢の周りの道が終わると、いったん下って、小さな鳥居があり、そこから急坂を登ります。
お釜に沿った道が終わると、少し下って、小さな鳥居があります。
ここに元々の霧島神宮があったそうで、またここが鹿児島県と宮崎県の県境とのこと。
最後に急坂を休み休み、登れば、高千穂峰山頂です。 9時35分ですから、1時間あまりで山頂でした。
高千穂河原は標高970m、山頂は1574mなので、標高差は600mくらいです。
私も最初に登ったきっかけは、小説 竜馬がゆく を読んで、これを見たかったこともあります。
あれから何十年も経っていますが、22歳のときよりも早く登頂したことにも満足です。
山頂部分は結構広く、360度の視界を楽しめます。
さすがに今では天逆鉾を引き抜こうという人はいないでしょう。
風が強く、汗ばんだ身体がすぐに冷えました。気温は、2,3度では?山頂には5人くらいしかいませんでした。
下りは雄大な景色を堪能しながらですが、200人くらいの人が登ってきました。 半数は小学生です。
えびので英語の先生というアメリカ人女性も一人で、元気よく登ってきました。ジョークを言えば笑います。
4度くらい転びました。 けがをしないように慎重に細かい火山岩に道を下りました。 10時40分に着です。
景色を楽しみながら下ります。
下に高千穂河原の駐車場が見えました。
下ってすれ違った小学生たちを見上げます。歩きにくい道なのです。
ここに移った後に、現在の霧島神宮へ移ったとのこと。この前を通って登山、下山をします。
下山後に振り返ります。ここから山頂は見えません。 ずっと下がればちょっと山頂が見えます。
駐車場の端にあるベンチのところから、高千穂峰の山頂が少し見えるのです。
予定よりも早く下山しましたので、翌日予定の韓国岳に登ろうと思い立ちえびの高原に向かいました。