中国 黄山を歩く

¥¤¥᡼¥¸ 1
 
¥¤¥᡼¥¸ 2
 
¥¤¥᡼¥¸ 3
 
¥¤¥᡼¥¸ 5
 
¥¤¥᡼¥¸ 6
その27 中国 黄山の絶景


水墨画のような”といえば、桂林の川下りをまず思い浮かべますが、山であれば黄山でしょう。
 
5年前に登った泰山は歴史的、政治的に有名ですが景観はそうでもありませんでした。雪舟などの水墨画
 
景観が堪能できるのが、黄山なのです。雨、夕暮れ、早朝の雲海など・・、子どもの時から、“世捨て人、仙人”
 
にあこがれる私には格別な思いのする山ですが、今回(23年11月)は、そのような感傷に浸る暇もなく、常に
 
目の前に人、人、人という感じでした。しかし、それもまた悪くありません。


見事な景観に歓声を上げて、大勢の人たちと驚愕、感動を共有するようなことも悪くないな・・と思いました。
 
結構多かった西洋の旅行者たちと、冗談を言い合い、明るい気持ちになれました。またひときわ険しく、狭い
 
階段が続く蓮花峰(1864m)などは、香港のグループと手をひっぱたり、ふざけたりで笑いながら登りました。


黄山は、岩肌を飾る松が見事ですが、樹齢何百年の木でも栄養分が乏しいためか、小さいのです。多くの峰、
 
石と同様に名前をもつ松もあります。余談ですが、見事な景観に大騒ぎの家族に、疲れた様子のご老体が、
 
「何がそんなに良いのか、さっぱりわからん」とのボヤキを友人が聞き、私に教えてくれた時は大笑いでした。


※ 素人の写真では雄大な景色が、残念ながら伝わりにくいのですが、階段の写真は蓮花峰へ登る道です。