エジンバラからネス湖へ

その13 
 
10数年前、ヨーロッパを3ヶ月旅行しましたが、最後はロンドンに滞在しました。
 
その時、パリからユーロスターに乗ってロンドンに着いたのですが、まず、エジンバラに行こうと思いつき、
 
その日の夜行寝台車で移動しました。翌日、落ち着いた趣のある街を歩いたり、エジンバラ城(写真①)や
 
国立美術館などを満喫しながら、このままネス湖へ行こうと考えて、13時40分の列車に乗り込みました。
 
 
列車からの風景は、なだらかな草原にたくさんの羊、そして列車に驚いて逃げる多くのうさぎたち、どんよりした
 
空は何だか物悲しく、グリーンスリーヴスのメロディーを口ずさんでいました。夕方、ネス湖の観光拠点
 
インバネスに到着後、駅のインフォメーションで、紹介されたB&Bに泊まり、翌朝はネス湖へ行きました。
 
 
バスで有名なアーカートウルクハート)城(写真②)に着き、そこから歩いて30分のネッシーの博物館を見学
 
後、岸に腰を降ろして、1時間ほど、コーヒー色の湖(写真③)を眺めながら、ネッシーのことを考えました。
 
巨大魚や未知の生物には大変な関心がありますが、一番可能性が高いのはチョウザメでしょう。帰りはバスが
 
時間通りに来ないので、4時間くらい歩いて街に戻りました。途中、庭に鹿がいてもおかしくない貴族の館らしき
 
所を何軒も見て、楽しい散策も味わえました。美しい景色というよりも物悲しくも美しい思い出ばかりです。
 
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