コンゴルド広場のオベリスク

その14 
 
 
エジプト旅行では、ピラミッドなどに驚きの連続でした。特に印象深いのは、サッカラの階段ピラミッドの所で
 
見たチェスをする人の鮮やかなレリーフです。4500年くらい前のものとのことで、驚嘆しました。
 
カイロから、夜行の寝台車で移動したルクソール神殿オベリスク(写真①)の一本は、フランスから時計と
 
交換させられたと、ガイドさんが悔しそうに説明していました。その時計は、今でもオールドカイロの時計台で
 
見ることができるそうですが、動かないようです。
 
 
改めて、パリでそのいわくあるオベリスクをじっくり見ました。ルイ16世やマリーアントワネットが処刑されたという
 
コンゴルド広場に立っています。下部には移動したときの様子の図(写真②)がありました。夕日を浴びたその
 
オベリスクを見ていると植民地時代の世界情勢が偲ばれます。クレオパトラの針と呼ばれるそうですが、
 
ロンドン、ニューヨークにも同様の名称でエジプトから運ばれたものがあるそうで、列強時代の産物でしょう。
 
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