川棚のクスの森の謎

その485


川棚温泉駅から車で10分ほどの所に見事なクスの巨木があります。

樹齢1000年、幹周り11.2m、高さ27mとのことで、延びた太い枝がヤマタノオロチのようだ と

言う人もいますが、素晴らしい巨木です。  クスの大木はよく見ますがそれにしても感心します。 

ネットで調べれば全国の巨木(幹周り)トップ10の内、9本がクスで、トップ50でも8割くらいがクスです。

一番は鹿児島にあるクスで24mの幹周り、この川棚のクスでも50位にも入らないのです。

そうは言っても、このような大枝が延びたクスは全国でもそんなにないと思います。


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      惚れ惚れする感動的な見事さです

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      日本一力強いクスだという人がいたら賛同します。元気を出し続けているような感じです。


ところでこの巨木はクスの森 若宮神社の境内にあるような感じですが、その神社の改築の石碑が

謎なのです。 50名ほどの寄進者の名前が刻まれていますが、筆頭の1,048,000円から、

548,000円がずらっと並び、大半が○48,000円なのです。 

なぜ48,000円なのかが気になって、いくつかある由来、説明板などを見ましたが分かりません。

境内に小さな店舗のようなものもありますが、平日で不在です。

クスを見ていたご家族も挨拶すれば地元の人ではなく、あきらめました。


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      この理由はネットで調べても分かりませんでした。 


ところで、この近くに小野小町の墓があるそうです。山口県楊貴妃の墓は知られていますが、

全国に10数箇所あるらしい小野小町の墓では最も西にあるようです。


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いずれにしても、このクスの巨木は来て良かったと大満足でした。 元気づけられる印象でした。

それから、寄進額の謎も聞きたいものです。 だれか教えてくれないかな。