その314
車で旅行中、道の駅などの観光地図や、たまたま博物館などの標識を見て見学することも多くあります。
大きくはありませんが、館長自ら館内の説明をしてくれて、質問魔の私にはありがたいことでした。
例えば、日本海のぶりの塩漬けが、高山に入るときに関所ごとに1000円余りの課税、また高山から他へ
5000枚もの当事の書類を調べた話など。興味深い話をいくつかお伺いしました。
今でも高山では、塩ぶりを大晦日に食べる習慣があり、是非、一度食べてみて。少し高いけど・・。とのことです。
この話をきいたこともあり、高山陣屋に行ってみました。
ちょうどタイからの20人くらいの団体がいて紛れ込んで見学しました。 もちろんタイ語はわかりません。
奥が地元の役人用で、手前が幕府から来た役人用? 畳の縁などの格式がとのこと。
床の間前に、ここで先回の将棋名人戦が行われて、羽生名人と行方八段の対局写真が。
タイ人のガイドさんは一生懸命説明していますが、タイの方はおもしろいのかな・・と思いました。
若い人や、中年の人に英語で聞きましたが、真面目な人ばかりで否定的なことは言いませんでした。
ここでの説明にはタイの人たちも笑ったり写真を撮っていました
お白州にあった唐丸籠(とうまるかご)は、時代劇でもお馴染みですが、「写真を撮るから入ってみないか?」
と、学生のようなタイの女性に言えば、笑って、横にいた男性に勧めて周りの人も笑っていました。
積み上げた年貢米には興味深々。おそらくガイドさんも米が税金の代わりだと説明したでしょう。