立山の称名滝で感動した話

その306

10月13日。 富山県立山に登るために7時半過ぎに駅に到着しました。

残念ながら雨で、出発点となる室堂(2450m)のライブカメラには霧に覆われ、積雪3cmとのこと。

雨具で多くの人がケーブルカーに並んでいますが、私はそこまでして登る気はないので断念です。

急にすることがなくなったので、近くの称名滝(落差350mは日本一とのこと)に行ってみました。


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      350mですが4段の合計です。華厳の滝は96m、那智の滝は133mの落差とのこと


実は半年前にも立山に来たのですが、この称名滝には来ませんでした。

国内、海外でおそらく100くらいは観光のついでに滝を見ていると思いますが特別な興味はないのです。

さて。駐車場から30分とのことですが、舗装された坂を上っていくとすぐに正面に滝が見えました。

しかしこれは称名滝でなく、隣のハンノキ滝とのことで、水量の多いときだけ見られると説明版に記載が。


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      正面に見えるのがハンノキ滝で、称名滝は左手ですがまだ見えません。

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      素人の写真では感動が全く伝わりませんが、水量のためか素晴らしい光景でした。

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      高さを変えて展望できるように階段があり、3箇所の高さで鑑賞できます。


近くまで行くと、目的の称名滝が見えますが素晴らしい光景でした。 雨のおかげで水量が・・・・。

毎秒0.5~2トンですが、多いときはそれが毎秒100トンに増加とのこと。今日はどうでしょうか?

流れる水が粘りのあるかのように、映画のシーンのスローモーションのように、女性の長い髪のように。

魅入られるような感じで、滝なんか長く見ても退屈なだけだという先入観が恥ずかしく思いました。

滝の音がお経のように聞こえるから称名滝というそうですが、人声がないので音も堪能しました。


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      帰るときに数組の人が歩いてきました。帰りに振り返れば称名滝は見えません。