下関 長府庭園の石灯籠

その153
 
 
日本庭園には欠かせない石灯籠は、興味深いものです。
 
本来、灯篭自体は、仏教伝来とともに日本に伝えられ、お寺だけでなく、神社にも用いられるようになったそう
 
ですが、それを庭園に用いて、夜間に明かりを灯すためだけでなく、日本庭園を構成する需要な一部になって
 
います。庭石ともまた違う魅力があり、苔むした石灯籠も魅力です。 中国庭園では見た記憶がありません。
 
 
 
昨年の秋、桂離宮を見学した後に、キリシタンの石灯籠の話から始まって、千利休や茶道とキリシタンの関係に
 
ついて、1時間くらい見学者の男性と立ち話をしましたが、この人も 「石灯籠を見るために桂離宮を度々、参観
 
しています」 というような石灯籠マニア?でした。 また雪の中に明かりを灯した様(さま)は、たまりませんね。
 
 
 
ところで、大好きな長府庭園には、23もの様々な形の石灯籠があり、それらを見ることも楽しいものです。
 
紅葉や花の美しさに目を奪われがちですが、この日は庭園に溶け込んだ石灯籠を一つ一つ味わいました。
 
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23個すべては紹介できませんので、一部のみ。