桂離宮や修学院離宮参観申し込みの裏技?

その116
 
庭園を見学することが大好きで、国内の日本庭園を結構見て回っていますが、大方の意見と同様で、私も
 
桂離宮が最高だと思いますね。ここは無料ですが、事前に宮内庁に申し込みをして参観許可が必要なのです。
 
過去、2回は往復葉書で、参観の手続きをして見学しましたが、現在はインターネットでも受付可能です。
 
ただし、今回は3ヶ月先までいっぱいで、唯一あいていた6日9時半は、抽選で落とされてしまいました。
 
 
 
でも、今回は、どうしても見学したかったので、直接、京都御所内にある宮内庁の事務所に行ってみました。
 
当日は不可ですが、翌日以降であれば、キャンセルや予備枠のようなものがあるようで、1,2名でしたら、
 
タイミングがよければ参観できる可能性もあるようです。電話だと、「いっぱいです・・」 で終わりでしょう?
 
 
 
さて・・。事務所で宮内庁の職員に、「明日、明後日でキャンセルは出ていませんか?」 と、にこやかに言えば、
 
画面を見ながら、「今の時期は大変に多くて、中々、空きがでません・・」 と、最初は申し訳なさそうに言われ
 
ました。 しかし、結局、翌日には京都御所修学院離宮、その次の日には、桂離宮の参観となったのです。
 
「このようなことは珍しいですね」 と感じの良い女性職員が言われましたが、私には確信があったのです。
 
 
今回、12月6日の京都御所参観は、日本人ばかりの100名以上で1時間。駐車場は御所内で500円(3時間)。
 
同日の修学院離宮は駐車場がなく、近くの少ない民間駐車場に早めに停めました。ここの参観は外国人も
 
一緒で、フランス人学生1人。シンガポール2人。ブラジル人3人。ドイツ人1人(外国人全員と話しました・・)で、
 
英語の説明の機械を借りていました。全員で50名以上で、起伏のある離宮内を3キロ歩き、1時間半です。
 
修学院離宮も、もちろん素晴らしいのですが、多くの庭園を見ている人から見れば、感想はどうでしょうか?
 
 
 
桂離宮は約40名で、説明は日本語だけでしたので、インドネシアの学生と台湾人旅行者には気の毒でした。
 
ここは1時間ですが、説明する職員が、説明を面白おかしく、色々としてくれたので1時間半近くなりました。
 
参観は1時間おきのようで、前後に同じくらいの人数の見学者がいました。11月20日前後が一番多いそうです。
 
ちなみに、今回の3コースとも、日本人の8割は60歳以上の方々でした。 尚、桂離宮は駐車場は無料です。
 
※写真は京都御所修学院離宮です。 桂離宮の写真はまた改めて・・。
 
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京都御所紫宸殿。有名な右近の橘と左近の桜が見えます
 
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多くの屋根は檜皮ぶき。その檜の皮。一枚一枚重ね、爪楊枝のようなもので差して固定。30~50年の耐用年数
 
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清涼殿。どう考えても冬の寒さは防げなかっただろう・・と感じました。
 
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小御所前の誠に結構な庭園。小御所会議は、岩倉、西郷などと山内容堂の駆け引きで小説でもお馴染みです。
 
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修学院離宮内で最高の眺め。
 
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修学院離宮後水尾上皇(おじが桂離宮智仁親王)が造らせたが、一度も宿泊はしなかったそうです。