その573
そのことを思い出して、防府市も初めて行って、毛利博物館と毛利氏庭園を見学しました。
博物館と庭園は別々の券ですが、共通券で1000円でした。
駐車場から大きな門を通り、少し長い距離を歩きます。紅葉の木がたくさんありました。
玄関から博物館に入り、写真正面が券売り場、その右が庭園の入り口です。
今まで見た多くの和風邸宅の中でも一番大きかったかな・・・と思いました。
維新後に毛利家のためにこの広大な屋敷が造られて、井上馨が尽力したこと と書いてありました。
博物館の展示物は写真禁止で、雪舟の四季山水図は特別展での展示で、今年も11月からのようです。
記憶が不確かですが、宝永には石高が80万石を超えていたような資料も展示されていました。
建物二階から庭園を見下ろす。
二階のガラスは鉛ガラスで、割ると修復に結構なお金がかかると係りのおじさんが言いました。
広大な庭園で気づいたのは、多くの石灯籠、木や石が巨大な点です。
下関の長府庭園と同じく石灯篭を中心に見ても面白いでしょう。もっと巨大な灯篭が多いのです。
貴重な展示品と広大な庭園、そして建物も、日本を動かした大毛利家をしのばせるものでした。
しかしながら、先輩に怒られることを承知で言えば、庭園はぼんやりした印象です。
ここぞ というポイントや、ワクワクする高揚感を私は感じずにモヤモヤしたまま帰りました。
紅葉の時期、特別展のときに再訪したいと思いました。