その513
万葉集にある地元の名歌の句碑が並んでいますが、恥ずかしながら一句も知りません。
この句碑の横の
花桃と椿が美しく咲いていました。(3月15日)
この美しい椿は、オトメツバキ という名前だそうです。
花桃とオトメツバキを見て、教科書にも載っていた大好きな万葉名歌を思い出しました。
春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つをとめ
大伴家持
日差しの中、
花桃の下に
広瀬すず みたいな笑顔のオトメが現れれば、この名歌のようになるのに、
残念ながら、ウォーキングを楽しむ50年前はオトメというべきご婦人二人しか通りませんでした。