出雲大社の話あれこれ

その360

島根県出雲大社は、縁結びの神様 としても知られる日本屈指の大神社だと思います。

現在の本殿も24メートルの高さがありますが、古代は48メートルだったのでは? という文献などからの

推定ですが、隣接の古代出雲歴史博物館で、その想像模型が見学できます。


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      本殿に至る階段のほうに驚かされます。右側に他の推測模型も並んでいます。


本殿、拝殿のある囲い?を出て、左手の神楽殿に向かえば、巨大な日の丸が頭上に見えます。

この高さが約47メートルで、つまり古代の推定される本殿の高さと同じくらいなのです。

博物館で見た模型と、この日の丸の高さを頭の中でイメージできないような戸惑いを感じました。


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      あまりに高くて分かりませんが、75畳の広さの巨大な日の丸です。

この日の丸の横に、一月一日 の歌(年の始めのためしとて・・・・)の歌碑があります。

作詞が、出雲国造 千家尊福氏なのです。 何となく歌にありがたみを感じます。

この歌を日本中で歌えば、言霊の力が働き、国家安泰、家内安全、夫婦円満、大願成就・・・でしょう。

日の丸、歌碑は、神楽殿の前にありますが、この神楽殿の巨大な注連縄も有名です。

以前は、この注連縄に5円玉を投げて刺さればめでたい? などの行為をしている善男善女を見ました。

現在は禁止されているようで見かけませんが、見上げれば緑青の浮き出た5円が見えました。

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    長さ13.5m、重さ4.4トンの注連縄。偶然にも参拝者が小柄な人ばかりではありませんよ。


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      こちらは拝殿で、この後ろの本殿前に以前の巨大な柱跡が、印として描かれています。


拝殿の奥の本殿で、お賽銭を納めて、熊切あさ美が良縁に恵まれるように祈りました。

ところで、参道から本殿へ入る左右に、遷宮に寄付した企業、個人の名前が掲げられています。

左手の企業では、数多の中、金美麗事務所が目に入りました。 なんだか好感が持てます。

右手の個人では、山下達郎、山下まりあ を発見?竹内まりあが島根出身ということは知っていましたが、

実家は出雲大社の近くの旅館とのこと。 金美麗事務所も山下夫婦も大台以上の寄付でした。幸あれ。