黒部立山アルペンルート19mの雪の壁の道

その260


4月22日。 立山黒部のアルペンルートは、平日にもかかわらず、大混雑でした。

大混雑の一番の原因は、外国からの善男善女の方々です。旅行者の7割くらいは外国人でしょう。

雪が大好きな台湾の人が一番かも知れませんが、タイ、インドネシアなどからの団体には驚きました。

さて、今回の目的は、室堂(むろどう)で、体験できる高い雪の壁の前を歩くことです。


富山市のホテルから車で、一時間で立山駅の到着です。 まずは室堂への往復(4310円)を買いました。

8時発のケーブルカーで7分。美女平からバス50分で室堂に到着です。ずっとインドネシアの団体や、

タイからの裕福そうなご家族と話をして、誠実な日本人として質問にも答えました。

室堂は、気温はおそらく2,3度(マイナス8.度と機械でずっと表示されていましたが絶対に間違い!)で、

あたり一面は雪の世界ですが、日が射して風もなく快適です。 旅行者も万全な冬の格好です。

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      バスの高さが3mと説明していました


さて、この日の最大の雪の壁は19mで、立山雪の大谷ウォークとのイベントで車道の一部を10時から、

散策できるので、片道500mをおそらく大半の人が歩いています。壁に落書きもあります。

私は、付近の散策コースや、雪の中も1時間くらい歩き回りました。 前回の雷鳥の観察もこのときです。

ここから立山(雄山3003m)山頂は、往復4時間とのことですが、今は雪山です。

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      一番高いのは大汝山3015m。ちなみに室堂は2450mですから、高低差はそんなにありません



ここから戻っても良いのですが、時間もあるので、黒部ダムまでの往復の切符(6480円)を買いました。

トロリーバス10分、ロープウェイ7分、ケーブルカー5分と乗り継ぎます。黒部ダムは表面が凍結でした。

台湾の人を中心に多くの外国の旅行者と、楽しく話をして、それも大満足で充実した経験でした。

立山駅に戻り、隣接の砂防博物館、そして少し離れた立山博物館を見学して一日が終わりました。


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      凍結している黒部ダム

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     雪の景色を見下ろすロープウェイ

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      トロリーバスは、3003mの雄山の下を進みます