黄色いコスモスの花の話

その89
 
コスモスが美しい季節になりました。
 
心地よい良い秋風にそよぐコスモスは、華奢に見えて力強い美しさです。首を振って楽しく歌っているようです。
 
コスモスと言えば、ピンクが真っ先に思い浮かびますが、大体、コスモス園などでは赤と白の3色です。
 
ところが、最近、所々で、黄色いコスモスも見かけます。20年前に当時住んでいた大分市の某所で見かけた
 
時は、驚いてわざわざ車から降りて、そのレモン色の花の美しさを近くで見た記憶があります。
 
 
オレンジ色のコスモスは、キバナコスモスで、これは自分の記憶でも、30年以上前から群生しています。
 
コスモスの画家として有名な荒木幸史さんの絵ではオレンジや黄色のコスモスは見た経験はありませんので、
 
彼は、代表的な3色以外をコスモスとして認めてないのかな・・と勝手に考えています。
 
 
つい先日、キバナコスモスの中に黄色のコスモスが混じっている光景を見かけましたので、一種の突然変異
 
かもしれません。以前、大分市で見たレモン色のコスモスも同様で、その種だけを植えたものと想像しました。
 
ところで、初夏にかけて時々、黄色のコスモスのような美しい花の群生を見かけますが、オオキンケイギク と
 
いう花で、気の毒なことに2006年に、特定外来生物に指定されて栽培も禁止されているようです。
 
大規模なコスモス園での散策は大きな楽しみですが、本音は、庭先に咲くコスモスが一番好きですね。
 
イメージ 1
遠賀川の川岸咲くコスモス。ピンクを中心に赤と白です。時々、チョコレート色に近いものもみます。
 
イメージ 2
オレンジ色のキバナコスモス。これも美しいのですが、一般のコスモスとは一緒には見かけません。
 
イメージ 3
オレンジと黄色が混在していました。
 
イメージ 4
豊前市の郊外の民家の前に咲く黄色いコスモス。
 
イメージ 5
遠くから見ると黄色いコスモスに見えるオオキンケイギクの群生。初夏に見かけます。