チェコ旅行とクネドリーキ

その59
 
チェコプラハに数日滞在していたときに、韓国の大学生と日帰りで、チェスキー・クルムロフに行きました。
 
この街は、そんなに大きな街ではないようですが、チェスキー・クルムロフ城という13世紀の建築という壮大な
 
城があり、内装の豪華さも結構ながら、庭園が素晴らしいのです。1257年に創建されたという時計塔から見た
 
光景も結構です。広がる渋い建物の屋根の色や形、そして木々の緑に感動して 「ケンジャン・ハグンニョー!」 
 
チェコ語でなく、韓国語で叫ぶと、大学生から大笑いされました。ロンドンの語学留学を終えての旅行中の
 
彼女が英語で、「この城は創建当時のままなのか?」 と尋ねると、「そうだ」 と係りのおじさんが答えました。
 
 
昼食にローカルフードを食べようと、レストランのテラスで、鱒のムニエルを注文すると、チェコではお馴染みの
 
クネドリーキが付け合せでついています。小麦粉で作った味のない饅頭という感じです。半年間、ロンドンの
 
まずい食事?に馴れたはずの彼女が、「鱒は美味しいけど、これは今ひとつだ」 というので、「韓国のトッポッキ
 
だって、甘辛いタレをつけずにトックだけ食べれば、そんなに美味しくないでしょ・・」 と言えば、また大笑いです。
 
このクネドリーキの話題は、帰国後も、チェコの人に会う度に口にしますが、彼らは英語でダンプリングの一種
 
だと口を揃えたように言います。様々な味付けがあるようで、国民食のように思えます。
 
ユースホステル協会から送られてくる雑誌の夏号に、この街のことが出ていて思い出されました。
 
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