その355
博物館 で、新潟に行かれる方は是非お勧めしたい場所です。
ここは、名高い火炎型土器の素晴らしい陳列にまず感動しますが、雪国の暮らしを建物を再現しての
分かりやすい展示も印象的でした。 九州に住んでいるものには興味深いものです。
他にも多くの展示品が並びますが、私が一番、勉強になったには、佐渡金山に関する展示です。
写真は、確か、ある年に佐渡で産出した金と銀を延べ棒にして分かりやすく展示したものです。
佐渡金山は、1601年から390年ほどの間、金78トン、銀は2330トンの産出とのことですが、
この展示を見て、金よりもはるかに銀の産出が多いことが、くっきりと私の記憶に刻まれました。
もちろん、この延べ棒(インゴット)は現代的な表現でしょうが、分かりやすく比較が容易なのは結構です。
本で読んでも頭に残りませんが、このような形で分かりやすく見せることが、良い博物館だと感心しました。