ウツギ、卯の花、オカラの話

その786

少し前、唱歌の 夏は来ぬ の歌詞の 卯の花の匂う垣根に・・ の卯の花 はウツギの花のことですよ と、

ご年配の方々に話をすると10人のうち、何人かはご存知でした。 若い人はまず知らないでしょう。

そもそも、ウツギの花自体、頭に浮かばない、聞いたこともない というかも知れません。

別の場所で、卯の花とは、おからの通称 というと、知人の20代の男性は、おから? 何のことですか? 

と聞かれて、説明する気力がなくなりました。 なんだか外国人に日本語を説明している気分でした。


雑学の本には、おからは、大豆から豆乳を絞った残り、搾りかすで、これに お をつけて おから と言う、

豆腐殻のこと、うのはな  とあります。 おからのサマが、白い卯の花のように見えるから、そう命名されたと

私はずっと思っていましたが、 から(空)と、ウツギ(空木)をかけていると説明されていました。

真っ白で美しいバイカウツギ(梅花空木)のイメージが強く、おから のこともあるので、ウツギは白い花との

思い込みもあるのですが、先日、小倉南区総合農事センターの説明版には、違う説明がありました。


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      ケチをつけるつもりはありませんが、紅色が主なのかな・・

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      写真は5月5日