下関観光 藤原義江記念館

その144
 
門司から関門トンネルを歩いて渡り下関側に出ると、すぐに、源義経平知盛の像や、長州砲が見えます。
 
唐戸市場まで歩いて魚料理でも食べようかと、歩きながら無料のガイドマップを眺めていて気がつきました。
 
紅葉館(藤原義江記念館)と、あります。今まで全く知らず、「これは行かねば・・」 と、思いました。
 
 
 
海に沿って唐戸市場、カモンワーフに向かって歩くと、右手に安徳天皇を祭った鮮やかな赤間神宮が見えます。
 
ここは “耳なし芳一” の像があることでも知られ、多くの観光客が訪れています。
 
すぐ横に、ふぐ料理の割烹旅館 “春帆楼” で、隣接の “日清講和記念館” も、団体客の観光スポットです。
 
 
 
紅葉館は、春帆楼から、5分くらいところにありますが、階段を登っていきます。
 
藤原義江は、1976年に亡くなった人気テノール歌手で、父親がスコットランド人で仕事で下関にいたときに
 
芸者であった母との間に生まれて、この紅葉館はその父親が支配人をしていた会社の建物だったそうです。
 
 
 
妹尾河童の “河童の手のうち幕の内” という本に藤原義江のエピソードなどが詳しく書かれていて、私は、
 
興味があったのです。まさに自由奔放、ダンディという言葉が似合う男性で、今の時代では稀な存在でしょう。
 
紅白歌合戦にも出場して、ユーチューブでも、そのたたきつけるような?歌声を聞く事ができます。
 
 
 
さて、建物は昭和11年に建築されたとのことで、インターフォンを押すと、隣家から上品なご婦人が来られて、
 
鍵を開け、中を案内していただきました。いつもの悪い癖で、様々な質問をして30分くらい滞在しました。
 
火曜日と第三土曜日が休みと観光ガイドに出ています。通常は10時~11時半、13時~16時と玄関に
 
書かれていました。すっかりいい気分で、唐戸市場に向かいました。
 
 
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