その94
入口で車から降ろされ、一人になった私は、チケット売り場に向かいました。
これを購入して無料のバスに乗って、会場に着きました。まず、“幻のゴッホ展” を見ました。
ゴッホは、特に日本人には大人気ですが、私も小学生のときから、教科書に載っていた “アルルの跳橋” が
大好きで、25年近く部屋に飾っています。またこれの原画を見るために、アムステルダムから日帰りで
クレラー・ミュラー美術館に行ったり、アルルでは再現された橋があると聞いて、現地にまで行ったほどです。
数々や、作風の違った作品も興味深いものでした。そのゴッホ美術館も以前行ったのですが、今回の展示は、
1887年以前のものばかりであることに気がつきました。ゴッホは1890年の7月に亡くなる前、2年半の間に
爆発するかのように書き続け、有名な作品の大半はこの時期に集中しています。かと言って今回のゴッホ展に
ケチをつけるわけではありません。国内でこれだけまとまった彼の作品を堪能できて、大満足でした。
デザインの部門に分かれていました。こちらも楽しめました。絵は写真禁止ですので、庭だけの写真です。
会場前は、食べ物などの店も出ています。