その20
大分県の九重の山々に登るときは、大体、二つの方法から選びます。
坊がつる経由で、長者原に夕方戻るコースです。毎回、クタクタになるくらい歩き回ります。
もうひとつは、牧ノ戸峠に駐車して、またここに戻るコースです。5月22日はこのコースです。
8時半に牧ノ戸峠(1330m)を出発して、いつものように休まずに歩いて、9時50分には久住山の山頂です。
ミヤマキリシマはこれからで、駐車場から登り始めたところに、ポツポツ咲いていました。
風は少し強いのですが、天気は良くて、紫外線が心配になるくらいです。群馬からのグループ、埼玉からの
ご夫婦など遠方からも登山者もおられました。硫黄山の噴煙も少したなびいていました。
眺めの良い久住山頂(1787m)から、同じくらいの高さの稲星山、中岳、星生山と、下っては登りを繰り返して、
こんがり焼けて、心地よい疲労を感じました。